FXは、少ない資金からお金を増やすことができる投資というかどちらかと言えば「投機」になります。
ここではそんなFXの世界へ進むにあたり最低限必要な知識を記載して行きます。
FXの基礎知識
FXは、Foreigen Exchange の略であり、日本での正式名称は「外国為替証拠金取引」と言います。
しかし、一般的に国内では「外為(がいため)」や「為替(かわせ)」、海外では「Forex」と呼ばれることが多いです。
FXは株式投資などと違い、安いときに買って高いときに売る「投機」つまりトレードを行った結果得られた利益「為替差益」が目的になります。もちろん、損失「為替差損」が出ることもあります。
FXでは、「売り」と「買い」がセットになっていて、売ったものは買い戻し、買ったものは売り戻す必要があります。
「売り」から始めても「買い」から始めることもできるのが特徴です。
また、為替市場は土日に休場して取引出来ませんが、平日は24時間取引が可能になります。
しかし、世界各国の相場参加者の多くは昼間に取引するため、各通貨ごとに時間によって取引量が変わります。
市場参加者の多くは海外の外国人投資家で、夏のバカンスやクリスマスから年末年始の時期は極端に取引量が減り、流動性に欠ける相場とるため急な変動が起きやすくなるので取引を控えたほうが無難です。
FXにおいて、一番取引量が盛んになる時間帯は、日本時間の16時ごろから24時ごろで、ちょうどヨーロッパからアメリカの市場が活発な時間になります。
*FXを始めるには
外国為替市場は銀行同士が通貨を売買している「インターバンク市場」と、銀行・ブローカーと個人や一般企業などが通貨を売買している「対顧客市場」の2つに分けられます。
インターバンク市場では、取引したい銀行やブローカー同士が直接取引しています。対顧客市場では、銀行・ブローカーが売買を仲介し、個人や企業などと取引を行います。
私たち個人が直接インターバンクと取引することは出来ないため、銀行やブローカーの仲介で取引することになります。
一般的にFXはブローカーに取引口座を開設して行います。
FXはブローカーとの取引になりますが、一般的に手数料は無料、口座維持費無料、システム使用料が無料でほとんどのコストはかかりません。
通常、ブローカーが唯一トレーダーから利用料として徴収するのが「スプレッド」という費用で、取引のたびに一定の率で引かれます。
相場の世界
FXにおいて、市場参加者の9割の人が負けていて、勝っているのは1割だけという厳しい現実の世界です。
それなのになぜ人気があるかといえば、FXには「レバレッジ」という仕組みがあり、そのため少ない資金でも大きな金額の取引をすることが可能になっています。
日本のブローカーが提供しているレバレッジは、現在では25倍までに規制されていいますが、海外ブローカーでは最大500倍~1000倍まで可能な場合もあります。
レバレッジが大きければ、利益が大きく取れる可能性も増える反面、損失も大きくなる可能性もあります。
通貨ペアや取引単位について
為替相場は2国間の通貨の交換レートですから、世界的にみればその組み合わせは膨大になります。
世界の中心となる通貨を「基軸通貨」といい現在は米ドルが基軸通貨となっています。
通貨ペア
ドル/円、ユーロ/ドル、ボンド/ドル、豪ドル/ドルなど、基軸通貨の米ドルと交換対象になる通貨ペアの総称を「ドルストレート」と言っています。
また、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円など、日本円と交換対象になる通貨ペアの総称を「クロス円」と言います。
FXで取引量を比較する単位[pips]
pipsは「ピップス」と読みます。
FXでは様々な通貨が取引されていますが、各通貨の変動状況を「ドル/円が0.22円上昇」、「ユーロドルが0.0034ドル下落」などとそれぞれの通貨単位で表現すると、通貨単位がバラバラでややこしくなります。
そこで、通貨の共通単位として使用されているのがpipsです。「ドル/円が43pips上昇」、「ポンド/ドルが87pips下落」というように、異なる通貨ペアであっても共通の単位で変動幅を表すことができます。
また、pipsは買値と売値の差を表すスプレッドの共通の単位としても使われています。
1pipがいくらを表しているのかは、通貨ペアによって異なります。
ドル/円やクロス円の場合
1pip=0.01円(1銭)
10 pips=0.1円(10銭)
100 pips=1円(100銭)
例えば、クロス円の場合、1pip=0.01円(1銭)を表しています。
10pips=10銭、100pips=1円です。
ドル/円のレートが100.00円から100.16円に上昇した場合、16pips(16銭)上昇したと言うことになります。
一方、ドルストレートの場合
1pip=0.0001ドル(0.01セント)
10pips=0.001ドル(0.1セント)
100pips=0.01ドル(1セント)
を表しています。
例えば、ユーロ/ドルを10万通貨のポジションを持っているときに、建値から順行方向に10pips動いたので利益確定した場合、スプレッドを考えなければ利益は100ドルと言うことになります。
あるいは、豪ドル/ドルを3万通貨のポジションを持っているとき、10pips逆行して含み損が30ドル増えたことになります。
相場で売買することに関して
相場で売買するためには、ブローカーを通して行う必要があるため、任意のブローカーを選び自分の口座を開設します。
口座を開設して、証拠金を入金するとFXの取引が可能になります。
ブローカーを選ぶときは、なるべく「スプレッド」の狭いFX業者を選ぶようにして、潜在的なリスクを回避するように心がけしましょう。
また、取引回数を減らすことも、潜在的なリスクを減らすことにつながります。
注文(エントリー)とは
注文(エントリー)とは相場に入る、つまり建玉を建てることを言います。
そして買いポジションを建てることを「ロングする」と言い、売りポジションを建てることを「ショートする」と言います。
同じ意味ですが、買いを「Ask」そして売りを「Bid」とも言います。
注文の基本について
トレードにおいて、一番基本的な注文方法は「成り行き注文」と言います。
文字通り、自分の好きなタイミングでロット数を指定して「買い」または「売り」のポジション建てます。
この注文では、値動きの激しいときは「スリッページ」という、希望したレート(価格)から不利な方へずれたレートでエントリーする場合があります。
成り行き注文した後には、逆行した場合の損を限定するために、「逆指値注文」を入れておき、事前に決めた価格で自動的に損切りするようにします。
そして一度設定した逆指値注文(ストップオーダー)は、ポジション保有してからは、逆方向には絶対にずらさないことが損失を最小限にとどめておくための秘訣になります。
分析チャートについて
はじめに、トレードには必須となるチャートには、ローソク足チャート、バーチャート、ラインチャートの3種類があります。
この中で最も情報量が多く現在では多くのトレーダーが使用している「ローソク足チャート」が主流になっています。
ですから、ローソク足以外は基本的に使う必要がありません。
チャートは横軸に時間を表し、縦軸が価格(プライス)を表しています。
そしてチャートの時間足は複数の時間表示があり、長い時間足から短い時間足へ順に見ていくと判りやすい。
チャートという言葉には「海図」という意味もあるので、相場という大海原で価格がどこに向かうのかをチャートという海図から読み解く技術が必要になります。
ローソク足
1本のローソク足はある限られた時間の「始値」「高値」「安値」「終値」の4つの他に、本体の色を2つの色で分けることで上昇を意味する「陽線」と下降を意味する「陰線」の情報を表現することができる優れた機能を持っています。
ローソク足の本体から上下に伸びる線は「ヒゲ」と呼ばれ、ヒゲの長さにも意味があります。
「日足」1本のローソク足には、6本の「4時間足」が入っています。「4時間足」1本のローソク足には、4本の「1時間足」が入っています。「1時間足」1本には、4本の「15分足」が入っています。
トレードスタイルについて
トレードスタイルは、エントリーしてエグジットするまでの時間的な長さによって、「スキャルピング」「デイトレード」「スイングトレード」の3つに分けられています。
スキャルピング
スキャルピングには「皮を剥ぐ」というという言葉の意味があり、相場から細かく利益を削り取るイメージがあります。
時間的には、数秒~数分のかなり短いスパンで売買を繰り返し、比較的大きめのロット数で、数pips~数十pipsを狙うトレードスタイルになります。
経済指標発表の時間帯では、トレードを控えるのが一般的です。
デイトレード
デイトレードは、トレードスタイルの中で一番多く実践されているもので、一日の中で数回から数十回のトレードを行うもので、1回のトレードで10pips~50pipsほどの利益を狙います。
基本的には、1日の中でポジションを手仕舞いします。
デイトレードにおいては、勝率はそれほど重要ではなく、重要視すべきは「ペイオフレシオ」と「勝率」のバランスになります。
デイトレードでも、経済指標発表の時間帯では、トレードを控えるのが一般的です。
スイングトレード
スイングトレードは、数日~数週間にかけて100pips~300pipsを狙うゆったりしたスパンのトレードになります。
このスイングトレードを行うときは、なるべくトレンドが出やすい通貨ペアを選んでトレードすることが必要です。
損切り
損切りは保有中のポジションに損が出ているときに、損をこれ以上に増やさないことや、予想に反して相場が逆行しているので、一旦ポジションを決済して仕切り直すための行動です。
損切りする価格を曖昧にして、含み損が膨れ上がると損切りのタイミングを逃し、決断できなくなり塩漬けという状態になり、その後のチャンスで資金が有効に使えなくななってしまいます。
そのため、自分の相場シナリオに反する予想外の展開になり逆行した場合、早めの損切りは将来への先行投資と割り切って考えることが重要です。
テクニカル分析について
相場のテクニカル分析といえば、多くの人がインジケーターを用いた分析だと考えています。
しかし、インジケーターはチャートのデータを加工して出来た2次的なものです。
ですから着目すべきなのは、ローソク足チャートそのものです。
チャート上の値動きには、市場に参加している投資家たちの心理状態が如実に現れています。
そしてチャートの向こう側にはいつも利益を出そうとしている3種類の人しかいません。
現在の相場が、「強気」なのか「弱気」なのか「迷っている」のかを見極めどのポイントで相場に入るかを探っています。
ポイントとは、チャートの転換ポイントであり、あるいは一気に伸びるポイントです。
主役は、ローソク足チャートであり、インジケーターは補助的に使います。
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